中国で会社を作りたいがどうしていいのか解らない….
このサイトは、そんな企業担当者や個人事業主が日本にいながら手順が掴めるように実際の会社設立手順をまとめてみました。
この通りの手順で個人でも企業担当者でも資本金と窓口申請手数料及び滞在費のみで中国で会社をつくることが出来ますので参考にしていただければ幸いです。
中国で会社を設立する手順
中国で会社を設立するにはコンサル会社や代行会社に相談するのも一つの方法で、その場合は次のフローになります。
企業(個人)⇔ 日本コンサル会社 ⇔ 中国代行会社 ⇔ 地方政府
しかし、企業や個人が直接手続きすれば
企業(個人) ⇔ 地方政府
という図式になりすっきりしますね。
日本では司法書士という制度があり窓口で尋ねるのは気が引けますが、中国では事情が異なり窓口で手続き方法を教えてくれます。複雑ですが、やってみればさほど難しいことではありませんので、自分で手続きするのも一つの方法です。
(1)資本金について
日本で準備しておくこととして、資本金があります。
これなしではどうにもなりませんね。
では、いくら必要か?
そんな疑問について詳しくまとめました。また、日本で準備する書類もこちらを御覧ください。
(2)会社名を登録する
中国では会社名を登録するには規則があります。
その規則や名前の付け方、その考え方についてまとめています。
(3)中国 会社設立申請 必要書類
会社名登録はさほど難しくはありません。意外とあっけなく終わります。
会社名登録書のことを中国語では『核定企业名称』といいます。
この登録書を手にしたら次は会社設立の批准申請をします。
中国語では『企业批复』といいます。
その必要書類について原文でまとめています。
(4)中国 会社設立 批准申請
『(3)外資企業設立申請必要書類』には多くの項目があります。ここではそれぞれの項目について詳しくまとめています。
また、必要な書類をダウンロード出来ます。
【注意】
個人、会社の利用が出来ます。商用利用は禁止致します。また、書類の改変は会社、個人が地方政府に提出する目的のみ可能で商用利用及び再配布を禁止致します。
(5)営業許可申請
ここでは営業許可申請について必要書類や各項目について説明しています。
(6)営業許可証【有効期間限定版】
ここでは手にした営業許可証についてまとめています。
何気なく見落としがちですが、このしくみには【中国的発想】の根幹部分が隠されています。
ちょっと役立つコラムです。
(7)会社印鑑申請
ここでは会社印申請についてまとめています。
注意すべきことや中国の会社印の意味を考えてみます。
(8)外貨管理局申請
日本円で中国国内に無許可で持ち込める金額は100万円が限度で、それ以上の金額を持ち込もうとすると外貨管理法違反となります。
また、仮に100万以下の投資金だからといって中国に持ち込んでもその資金を会社設立の資本金当てることは出来ません。
ここでは、外貨管理局申請についてまとめています。
(9)銀行口座開設
個人が中国で銀行口座を作るにはパスポートのみで作ることが出来ますが会社名義の銀行口座は作れません。
ここでは会社名義の銀行口座開設についてまとめています。
(10)国税局,地方税務局登録申請
日本では税務署に行って手続きするだけで澄みますが、中国はそうではありません。
中国では国税局と地方税務局両方に登録する必要があります。
ここでは、税務登録と中国の国家のしくみについてまとめています。
(11)資本金海外送金【中国資本金口座振込み】
会社名義の銀行口座を開設したら資本金を入金することになります。
しかし、手持ち資金を口座に入金してもそれは資本金とは認められません。(検資の項目を参照してください)
ここでは資本金海外送金についてまとめています。
(12)【検資】と営業許可証
ようやく会社設立の最終章まで来ましたね。
お疲れ様でした。
1ヶ月かかりましたか?
それは上出来です。
この段階では投資者がすることはありませんのでここではコラムとしてまとめています。
【(12)【検資】と営業許可証 】